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株式会社北秋は青森ひばを原料としたひば油を専門とする香りを追及する会社です。
株式会社 北秋
TEL.
0186-48-3111
〒017-0053 秋田県大館市字板子石境96番地
ヒノキチオールFAQ
FAQ
ヒノキチオールの発見
昭和4年
農林技師 川村実平博士
木材に含まれている殺菌性の強い樹脂類・香油類に注目、ひば材の鋸屑を水蒸気蒸留し約1%の粗製油を抽出。 その中の約1〜2%の酸性油の中に成分不明の酸性物質があり、これが強力な殺菌効果があることを翌昭和5年に発表。
昭和5年
台北大学 野副鉄男博士・・・
野副鉄男博士関係資料pdf
台湾ヒノキ油の酸性油から、水溶液中でどんな金属ともくっ付いて結晶状の錯塩になる特殊な酸性物質を結晶として取り出し、この物質を「ヒノキチオール」と名付けた。 さらに数十年かけて構造式を決める研究を続け、昭和15年、7角形の特殊な分子構造式(7員環の核)を突き止めたひば油の酸性油の謎が解かれた。 しかし、太平洋戦争中の混乱期にあっては、野副博士の発見が注目される事はなかった。 他方、昭和22年スウェーデンのErdman及びGripendergも野副博士とは別個にWestermRed Cedar Oilより3種の酸性物質を単離し、「αー、β―、γーThujaplicin」と命名し化学構造を決定した。 その後、野副博士及びErdtman両氏の混融試験の結果、HinokitiolとβーThujaplicinとは同一物質である事が確認された。
昭和20年
英国 デュワー John Dewar 第二次世界大戦のための成果が海外に伝えられなかったが、その間同種の研究を続け、7員環の核を「トロポロン」と命名した
野副鉄男博士・・・・・・・・・・・・・・・・「ヒノキチオール」
スウェーデンのErdtman及びGripenderg・・・・「αーThujaplicin」
「β―Thujaplicin」 ツヤブリシン
「γ―Thujaplicin」
英国 デュワー・・・・・・・・・・・・・・・・「トロポロン」
昭和27年
ナソ深い ひば油を探る 七炭素の環状化合物/野副博士の業績/
・・・
日本経済新聞記事掲載pdf
ヒノキチオールとは
ヒノキチオール
非ベンゼン系芳香族化合物の一つ。 構造式・C
10
H
12
O
2
分子量164.21
化学名 β―ツヤプリシン
4-イソプロピルトロポロン
4-イソプロピル-2-ヒドロキシ-2.4.6-シクロヘプタクトリエン-1-オン
ヒノキチオールは、台湾ヒノキ、青森ヒバ、ウェスタンレッドシーダー等の製油から分離抽出される。
日本・ ネズコ、クロベ、アスナロ、青森ヒバ、イブキ、ビャクシン、ハイネズ
国外・ 台湾ヒノキ、インセンスシーダー、ウェスタンレッドシーダー
ヒノチオールの抽出
青森ヒバ鋸屑を水蒸気蒸留 ⇒ 中性油 ツヨプセン 86.0%
パラサイメン
ジヒドロサイメン 6.0%
セドロール
ウィドロール
その他
----------------------------------------------------------------------------------
92.0%
⇒ 酸性油 カルバクロール 1.2%
I-ロジン酸 0.5%
ヒノキチオール 1.0%
β―ドラブリン 1.0%
その他 4.3%
----------------------------------------------------------------------------------
8.0%
尚、抽出成分の種類、抽出量は抽出条件(原料の部位・産地・抽出圧力蒸気量・蒸留時間等)によって異なる。水蒸気蒸留により得られた約1%のヒバ油を分離精製することにより、約1%のヒノキチオールを得ることが出来る。
ヒノキチオールの性質
1、強力な殺菌、抗菌作用 2、炎症を鎮める炎症作用 3、強い皮膚浸透作用
ヒノキチオールの利用
歯科関係への応用 : 歯槽膿漏治療・予防・口臭除去
頭髪用品への応用 : 毛髪発育促進
皮膚への応用 : 水虫・皮膚治療・化粧品
食品分野への応用 : 生ものの鮮度保持、食品添加物
そのた : りんご腐乱病の防除剤、動物用殺虫祭等
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FAX 0186-48-2848